「アイビューティ」のメニューの見直し、導入について検討を

これからのエステサロンは「アイビューティ」にもっと力を

「アイビューティ」といわれている、まゆ毛を含めた「アイゾーン」の美容は、女性の顔の命といえるほど圧倒的な人気と指示がある。特に最近では、まつ毛エクステ、まつ毛カールといった「アイラッシュ」の技術と商材の進化により、益々その魅力と人気が高まり、今では全世代の女性から最も注目される美容サービスの一つとして定着している。「アイビューティサロン」「まつ毛サロン」は、もはやはっきりとした分類がされ、独立した専門サロンとしての地位を確立している。サロン数も全国的に増加傾向にあり、すでに二万軒を突破するほどに成長しているようだ。

本年五月の連休明け、新型コロナウイルス感染の休業要請が解除され、様々な美容サービスサロンが再開されたが、お客様が待ちかねて真っ先に訪れたのが「アイラッシュサロン」だった。このような現実を見ると、いかにアイラッシュ美容の需要と人気が高く、もはや、必要不可欠なサービスに成長しているかが分かる。

エステティックサロンにおいても、アイラッシュ、アイブロウといったアイビューティのサービスメニューを取り入れているサロンが多いと思われるが、一〇代~七〇代まで幅広い世代の女性をターゲットに、根強い人気と、これからの可能性がさらに広がっている「アイビューティ」のメニューをもう一度見直し、自分のサロンでどう展開していくかを考える必要がある。

コンパクトサロンが安定した人気と売り上げ

「アイビューティ」サービスも「エステティック」も「ネイル」も、お客様から支持される一流の技術と知識、サービス精神を備えたプロフェッショナルがいて、初めて成り立つ商売である。ヘタは論外なのである。

コロナウイルス感染拡大で、経済活動が縮小され、混乱する社会情勢の中で、ビューティービジネスにおいて比較的安定しているのは個人サロンである。長年営業が続けられている個人サロンの多くは、お客様との信頼関係が強く信用があるので当然ともいえるが、そのようなサロンが業界の底辺を支えていると思われる。

最近特に注目されるサロンは、「アイラッシュ」サービスを中心に、「ネイル」や「美容ライト脱毛」サービスを取り入れている個人サロンである。美容師資格を持っている女性が独立して「アイラッシュ」サロンをオープンし、お客様がついて要望を聞くうちに、サービスメニューを増やしていくケースだと思われる。「フェイシャルサロン」においても、「まつ毛エクステ」や「まつ毛カール」などの「アイビューティ」メニューが加われば、さらに充実した営業展開ができるのではないだろうか。