【2022年上期】アイビューティーサロン調査 利用率は過去 5 年で最高に

【2022年上期】アイビューティーサロンの利用に関する調査結果

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』は、全国の人口 20 万人以上の都市居住者のうち、15~69 歳の男女 1 万 3,200 人を対象に、過去 1 年間におけるアイビューティーサロンの利用に関する実態調査を実施。
アイビューティーサロンの女性のサロン利用率は、過去 5 年で最も高い 9.3%に。利用率だけでなく、利用回数も増え今後もマーケットの拡大が期待できる。利用メニュー1位は、昨年に続き「まつげパーマ・カール」となった。

以下、『ホットペッパービューティーアカデミー』によるまとめである。

 

 ポイント① 女性の利用率は、過去 5 年で最も高い 9.3%に。年間利用回数も増加  

女性の利用率は、前年比 2.0 ポイント上昇。年間利用回数は前年比 3.8%増の 4.61 回と増加。1 回あたり利用金額は 4,847 円(前年比 26 円増)と前年から横ばい。

 

 ポイント② 女性の利用メニュー1 位は、昨年に続き「まつげパーマ・カール」 

「まつげパーマ・カール」が昨年に続き女性の利用メニュー1 位に。前年から 10.9 ポイント増の 64.8%。「まつげエクステンション」は、前年比 11.3 ポイント減少し、37.0%に。

 

 ポイント③ 「基礎化粧品・メイクアイテム」「アイメイク用品」が前年から大幅増加 

女性の店販購入商品のうち、2位の「アイメイク用品(マスカラ、アイブロウ、アイシャドウなど)」は前年から 6.6 ポイント増加し、33.7%。4位の「基礎化粧品・メイクアイテム(アイメイク用品以外)」は、前年から 11.7 ポイント増加し、21.7%。

 

『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子氏のコメントは以下のとおり 

コロナ禍で「マスクから見える」目元への美容意識は上昇しています。
まつ毛は目元の印象を大きく変えるパーツで、「まつげパーマ」や「まつげエクステ」は毎日の時短メイクにもつながります。

またサロンでの「アイブロウ・眉カット」の利用も増加していますが、このことは SNS等で人気の出たメニューの影響もあるかもしれません。
2022 年調査ではサロン利用が大幅に増加し、利用回数も増加したことから、アイビューティーマーケットの広がりがうかがえます。

 

【調査概要と回答者プロフィール】
調査名:美容センサス 2022 年上期≪アイビューティーサロン編≫
調査目的:女性・男性の過去 1 年間における美容サロンの利用実態を把握し、美容に対する意識をとらえる
調査方法:インターネットによるアンケート調査、株式会社マーケティングアプリケーションズの「MApps Panel」を利用
調査対象:全国、人口 20 万人以上の都市に居住する 15~69 歳の男女、女性・男性 各 6,600 サンプル
※人口 20 万人以上の都市の人口比率によってエリアごとの割付数を決定
※男女それぞれ、年齢5歳刻みで均等割付(エリアと年代による割付数詳細は下記数表を参照)
調査実施時期:2022 年 2 月 10 日(木)~2 月 18 日(金)
※時系列データ:比較対象の調査の実施時期と調査対象は以下の通り
調査実施機関:株式会社アンド・ディ