まつ毛パーマの後にエクステ施術を行って良いのか、取れにくくするためにはどうしたら良いのか。
約20年間、延べ3万人の施術を行った実績を持つ、田麥万里子氏に話を聞いた。
前半、後半二回に分けてお届けする。今回はその【後半】となる。
【前半】の記事はこちら
まつ毛専門店HULU’HULU_mahalo代表
延べ3万人の施術を行った知識と経験により、理想を引き出す技術力に定評あり
エレガンスSISアイラッシュ講師
瞼専門アドバイザー
まつ毛パーマの後にエクステを付けると取れやすい？ その成功のコツを聞く。
従来の施術方法では、翌日～2週間ほどでエクステンションが取れてしまう事が多くあり、お客様のご希望を叶えられずにもどかしい思いをされてきた施術者の方も多いかと思います。
成功のコツをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
施術に使用するセット剤
まつ毛に負担の少ない「化粧品成分」のセット剤を使用する事で、まつ毛カール後にエクステンションの装着をすることが可能になります。
パーマ液で施術すると、取れたり形が崩れたりする原因になりますので、化粧品成分のセット剤を使いましょう。
エクステンションの種類
柔らかい、自まつ毛に馴染みやすく負担の少ないタイプを使用しましょう。
まつ毛を根元から上げることで毛の長さも強調されやすくなりますので、お客様にいつもより短めの長さや細目のナチュラルなデザインをご提案したり、しっかりカウンセリングを行っていきましょう。
エクステンションの持続力をUPにも繋がります。
まつ毛施術のポイント
施術後のまつ毛は、セット剤を含んでいますので丁寧にふき取り、完全にまつ毛が乾いた状態でエクステンションの装着をしていく事が大切です。
お客様へのアドバイス
エクステンション自体が、摩擦や外側からの物理的なダメージに弱い特徴があります。
目元に負担のかからない生活を心がけていただく様、お伝えする事もデザインを長持ちさせる事につながります！
エクステンション経験者のお客様にも、再度しっかりお伝えしましょう。
施術後のカールをしているまつ毛にエクステンションを装着することは、何もしていないまつ毛へのエクステンションの装着に比べ、難易度も高くなりますので、しっかり知識と技術を学び技術を提供できるようになる事が大切です。
まつ毛カール後の同日に、エクステンションを装着する事で、まつ毛のカールの形を長持ちさせる事もできますし、何より理想の長さや毛のボリュームが出るので、お客様のお悩みやコンプレックスに寄り添いながら、その理想を叶えて差し上げることが出来ます。
是非、お客様への施術の際にいかしていただけたら嬉しいです。