アイビューティーサロン必見！！美しい眉の型と毛流れをつくる「アイブローセット」

美しい眉の型と毛流れをつくる「アイブローセット」を調査

アイビューティーサロンの主流といえば「まつ毛エクステ」「まつ毛カール」だが、それに加えて、今、一番注目したいのが、美しい眉の型と流れをつくる、眉毛のセット「アイブローセット」（いわゆる眉毛パーマ）である。EYE BEAUTY JOURNAL記念特別企画・第一弾として、その「アイブローセット」の現状をお届けする。

「アイブローセット」とは
もともとヨーロッパや韓国などで行なわれていた技法だが日本での導入が始まったのが今から約5年前の2017年頃。多数のサロンで施術されるようになったのはこの1～2年のことである。株式会社トップエレガンスではいち早くその技法に注目し、独自な研究開発を繰り返し、サロンメニューとして通用するメソッドに発展させている。その株式会社トップエレガンスで技術指導を担当している針ヶ谷公子先生に解説をお願いした。

トップエレガンスでは、SIS 3D Eyebrow（シススリーディアイブロウ）と命名しているが、各社それぞれがオリジナルの呼び方をしており、その施術料金は現在5,000～9,000円で提供しているサロンが一般的であるようだ。

解説／針ヶ谷公子先生
株式会社トップエレガンス　代表取締役
※プロフィールは記事の最後に紹介

SIS 3D Eyebrow（シススリーディアイブロウ）

　主な特徴　

■毛流れ矯正、自然で美しい流れに！
■眉毛が濃くハッキリ見える、薄い部分も毛流れでカバー
■メイクが簡単に！書き足しやすくなる
■下がり眉など、眉毛の形を改善
■眉毛を立体的にすると顔が若々しく綺麗に
■毛流れが上向きになることでリフトアップ効果も!
※眉毛がない方は施術不可

こんな悩みの方に

＊自分に合うデザインが分からない
＊下がり眉を改善したい
＊メイク時間を短縮させたい
＊スッピンに自信を持ちたい

   施術に使用する商材   

【SIS 3D Eyebrowの基本使用アイテム】

①SISアイブロウデザインクリーム1～3を使用
まゆ毛はまつ毛と違う。セット剤は必ず専用のものを！
「アイブローセット」（いわゆる眉毛パーマ）にまつ毛カール液を用いているサロンもあるが、眉毛専用のセット剤を使用しないと肌トラブルを起こしたり、眉毛がヘナヘナになってしまうことがある。頭髪、まつ毛、眉毛とは毛質が違うので必ず眉毛専用のセット剤を使用する。

②ガードバーム（必須アイテム！）
肌の保護は必須！トラブルなく仕上げるための決め手
まゆ毛はどうしても皮膚にセット剤がついてしまうため、専用バームで保護が必要。何もつけず施術は危険性が高く、ましてや赤みが出ている状態で施術は絶対にNG。

③アイブロウセットペーパー
セットの際も専用ペーパーの使用を ～満足のいく仕上がりに！～
ティッシュで代用するとセット剤がペーパーに吸収されてしまい、ラップを使うと毛が緩んでしまう。仕上がりに大きく影響するため大切なアイテム。

 お客様の満足度を高め、美しく仕上げるのためのポイント

カウンセリングでのヒアリング＆提案力が重要
まずは肌やまゆ毛の状態、もとの形や目の形状などをしっかり確認。最近、SNSでビフォーアフターの写真がよく紹介されているが、正面はきれいでも横から見るとピタッと貼り付いて平面的な仕上がりになってしまっている。貼り付いた感じが好きな方もいるが、それはあまりにも不自然なのですすめない。カウンセリングでは、まずお客様のイメージを聞いたうえで、施術者から提案することが重要。まつ毛カールと違い、施術中でも目が開けられるので、その都度お客様にイメージ確認をしていただくということが可能。施術中の確認やお声がけのコミュニケーションも大切にしたい。

施術時間はしっかり確保
SIS 3D Eyebrowはカウンセリングを入れて約60分で施術時間となっている。料金の安いサロンは、時間短縮で雑な施術をしたり、最後のトリートメントを省いたりする場合があるが、安かろう悪かろうでお客様の満足を得られない。そればかりか、「アイブローセット」（いわゆる眉毛パーマ）の印象をおとしめ、業界全体にマイナスイメージを与えかねない。

「アイブローセット」の施術を実施しているサロンからの相談事例

針ヶ谷先生に寄せられる「アイブローセット」に関する相談事例には次のようなものがある。

● 毛が縮れてしまう
● 放置時間が分からない
● 赤みなどの肌トラブルが発生してしまう
● ワックスやシェイバーのタイミングが分からない
● セット効果が持続する期間をお客様に説明できない

正しい技術や知識がなく、不安を持ちながら施術をすることは、禁物である